「あ、これこれ、おばあちゃんが縁日のお土産にいつも買ってきてたの」
今でも、この「さざれ石」を手に取ってこうおっしゃられるお客様、いらっしゃいます。以前は本当によくそう言われたものです。
其角せんべいの「さざれ石」、70年前から同じパッケージ、そして同じ包装なのです。味は少しずつバージョンアップしてます!!まあシールなどは変わってきてますが、詰め方は同じ、この其角せんべい独特のパッケージも同じであります。
今はもうその面影はありませんが、昔は毎月28日のお不動様の縁日と言えばそれは賑やか、夜遅くまで人出があったものです。そんなご縁日のお土産の定番がこの「さざれ石」でした。みなさん「お土産にするから包んで」とおっしゃって買っていかれました。

少しずつ味はバージョンアップしてるとはいえ、作り方は昔ながらの手作り、まったく手間のかかる製法ですが、美味しさには代えられません。
よくあるようで、こういうおせんべい、実はなかなかないのは、作るのがとても大変だからなのです。

かくして「元祖深川さざれ石」名前も「さざれ石」という商品名の「元祖」なのですが、昔ながらの手間のかかる手造りで、美味しい砂糖せんべい作っているところも、今でも「元祖」といえるかもしれません。
深川土産の名品、ぜひお試しください。

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