今日も「日本一硬いせんべい」作ってます!!

焼いてます!!

「日本一硬いせんべい・極堅深川」日々製造しております

其角せんべいと言えば「日本一硬いせんべい・極堅深川」であります。実は、目指しているのは「日本一硬い」ではなく「日本一美味しい」なのであります。硬いだけじゃ意味ないので、美味しいのです。この「日本一硬いせんべい・極堅深川」其角主人じきじき、日々焼いております。なんせ其角せんべいは「街のおせんべい屋さん」ですので、主人の私が職人でございまして、自分で焼くのであります。

焼く前の生地

「日本一硬いせんべい・極堅深川」原料はうるち米、ご飯のお米です。
草加のせんべい生地専門の業者さんに焼く前の生地の製造を依頼しております。ご飯のお米を蒸かして柔らかくしてから成形し、せいろに並べて蒸気で乾燥します。生地はカチンカチンに硬いんですよ。「日本一硬いせんべい・極堅深川」の場合、生地は通常のせんべいの3倍以上厚く、一枚150g以上になります。
其角せんべいでは、このせんべい生地を、まず「焙炉(ほいろ)」にかけて温めます。この「焙炉」の加減がせんべいを焼く場合の一番難しいところです。硬く焼くためには、あまり「焙炉」を長くかけ過ぎてはいけません。生地が延びてしまい、やわらかくなってしまうのです。かといって「焙炉」の時間が短すぎると、とてつもなく硬くは焼きあがりますが、中が真っ白な「お米」のままで、完全な「生焼け」食べてもちっとも美味しくありません。「お米」が焼けておせんべいになるからこそ美味しいのでありまして、お米のまま食べても美味しくない、のです。硬ければ良い、のではないのです。

焼きます
もっと焼きます!!

そして焼きます。其角せんべいのせんべいは「押し焼き」熱い鉄の鏝でせんべいを押して、せんべいの中まで火を通しながら焼きます。現在、この「押し焼き」でせんべいを焼いているのは、全国でもほとんどありません。其角せんべいでは、数十年来使用し続け、今や日本のどこにもないせんべい焼き機でこの「押し焼き」をやっております。熱い鉄の鏝を機械の力で押すので、より強く均等にせんべいが押せるので、いわゆる「手焼き」よりはるかに美味しく焼きあがります。
でももちろん、機械に任せておけば美味しく焼ける、わけではありません。やはり火加減は重要、あとは加熱時間の調整も大切です。焼き上がりを見ながら、その都度微調整を繰り返します。「日本一硬く」「日本一美味しく」焼き上げるためには、中までしっかりと火が通ってお米の旨味がしっかりと出ていながら硬い、という微妙なバランスを実現しないといけませんから、本当にむずかしいです。

お醤油を刷毛で一枚一枚二度塗り

焼きあがったおせんべいにお醤油を塗ります。其角せんべいでは、お醤油を刷毛で一枚一枚丁寧に塗ります。お醤油は、生醤油を加熱したもの、醤油に「シイタケから採ったダシ」「みりん」を加えて熱したもの、の2種類あり、この2種類の醤油を2度に分けて、丁寧に塗っていきます。
こんな手間のかかることをやっているせんべい屋は間違いなく当店だけです。普通は、焼きあがったせんべいをお醤油にドブンと漬け込んで、かごに入れてぐるぐる回して醤油を切る、というやり方をしています。刷毛で一枚一枚塗る、それもそれを2回繰り返す、という気の遠くなるくらい手間のかかることをやっているのは当店だけです。本当に手間がかかりますが、このやり方が一番、お醤油の香ばしさが出ます。ドブンと漬け込んだものとはもう全然違うのです。これも其角せんべいのおいしさの秘密です。

醤油を塗ったおせんべい
これから乾燥します

お醤油を塗ったおせんべいを、ガスの火で乾燥して乾いたら出来上がり。
「日本一硬いせんべい・極堅深川」一枚一枚が出来上がるには、こんな手間ひまがかかっております。なにせ「日本一美味しい」を目指しておりますから、妥協できないのであります。「日本一硬い」だけじゃないんです。「日本一美味しい」のであります。

現在この「日本一硬いせんべい・極堅深川」4枚入り1袋690円が、ネット限定の「お得なまとめ買いセール」3袋入り2,070円のところなんと「1,800円」270円もお得になっております。ぜひともネットショップにてお求めください。
なお、ご来店でもいつでもご用意いたしております。「お得なまとめ買い」はネット限定で、実店舗ではやっておりませんのでご注意ください。

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